新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
北海道精神障害者スポーツサポーターズクラブは、2022年1月1日をもちまして創立10周年を迎えることができました。この節目を迎えることができたのは、みなさまの多大なるご支援とご協力の賜物です。
改めまして深く感謝と御礼を申し上げます。
2012年1月、精神障害のある人たちが分け隔てられることなく、スポーツを楽しめる環境づくりをめざしてクラブを立ち上げました。活動を続けていく中で、私たちの取り組みは、スポーツの普及にとどまらず、一人一人がかけがえのない個人として尊重される社会づくりに資するものであるとの認識を深めるに至りました。
創立後しばらくのクラブ運営は、精神医療・保健・福祉分野の職員を中心に、献身的でエネルギッシュな健常の有志が担っていました。しかし2018年以降、障害のある人たちにも積極的に加わっていただき、誰もがフラットな立場で主体的に関われる体制へと、少しづつ歩みを進めています。
一方で、札幌への一極集中が著しい北海道にありながら、常に北海道全体を視野に入れ、どこに住んでいても希望がもてるような取り組みをというクラブの姿勢は、今後も変わることはありません。
現在、新型コロナウイルスが猛威をふるい、世界中の人々の健康や生活が危機にさらされています。集まることさえままならず、スポーツの現場も今しばらくはがまんを強いられそうです。コロナ禍の1日1日を大切に過ごしながら、次の5年、10年につなげて行きましょう。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
北海道精神障害者スポーツサポーターズクラブ代表
井上誠士郎