待ちに待ったリベルダージ北海道の活動再開。
新型コロナウイルスによる活動自粛期間を経て、約4年ぶりに北海道外の大会に参加となった。
歴史あるスカンビオカップへ参加できることに選手、スタッフ、サポーター一同胸が踊った。
数少ない練習回数にも関わらず、招集精鋭に絞られたメンバーを中心に1人1人がメンバーの意見を尊重し合い、チームが日々まとまっていった。
準備期間が短く、大会では実力を発揮できなかった選手も多かった。その半面で、力を尽くした結果で得られた様々な経験が聞かれ、スポーツ選手としてだけでなく人間的な成長も感じることができた。
監督として、大会後の選手一人ひとりの意識に変化に驚き、ソーシャルフットボールの多岐に亘る可能性を改めて目の当たりにしている。
大会に関わった全ての人から得られたこの経験は、私自身の宝物になったといえる。そして、選手・スタッフの垣根を越え、全ての人が生きる力を得られ、共生社会を実現する環境作りが一歩ずつ進んでいることを改めて感じた大会となった。
この敗戦は終わりではなく、始まりの合図。「精神障害を取り巻くあらゆる困難からの自由を目指して」リベルダージ北海道の挑戦は続いていく。
第16回ガンバ大阪スカンビオカップ戦績
第1試合 | 愛媛オレンジスピリッツ | 0−0(引) |
第2試合 | Gsons | 5−0(勝) |
第3試合 | ゴッデス高槻 | 5−0(勝) |
第4試合 | エストレージャ愛知 | 0−1(敗) |
第5試合 | INTERVALO大阪 | 0−0(引) |
第2グループ3位
2勝2分1敗 勝点8 得失点差+9